2月8日、2時間にわたるオンライン講座を受講してまいりました。
食品ロス削減推進サポーターって?
という方、消費者庁のホームページを検索してみてください。
食品ロス削減推進サポーター育成オンライン講座の内容(ちょこっと)
以下、講座で使用した「食品ロス削減ガイドブック(令和3年度版)~消費者庁」より転記します。
「食品ロス」って何?
「食品ロス」は、まだ食べられるにもかかわらず、捨てられてしまう食品のことをいいます。
日本における食品ロスは、年間600万トン発生しており、この値は、国連世界食糧計画(WFP)による2019年の食料援助量(約420万トン)の1.4倍にもなります。
日本の食品ロスは、事業者から324万トン(54%)、家庭から276万トン(46%)排出されています。
※令和2年度の数値
日本における食品ロス
年間600万トン→年間522万トン
事業者から
324万トン→275万トン
家庭から
276万トン→247万トン
食品ロス量の推移と削減目標
政府では、日本の食品ロス量を、家庭系食品ロス量、事業系食品ロス量のいずれも、2000年度と比べて、2030年度に半減することを目標として、様々な取り組みを進めています。
しかし、2012年度から2018年度の食品ロス量は、ほぼ横ばいの状況です。
この半減目標を達成するためには、一人一人が、他人事ではなく我が事として意識をもって、身近にできることから着実に取り組んでいくことが大切です。
2030年度目標値
489万トン
ということです。
以上は、食品ロス削減ガイドブック『情報編』『実践編(消費者)』『実践編(事業者・団体)』の3項目のなかの『情報編』の一部です。
国民1人当たり、毎日113g(おにぎり1個分)の食べられる食品が捨てられている現状。
どう思いますか?
レポート
管理栄養士、調理師、野菜ソムリエ、食品表示診断士、消費者として、食品ロス削減の取り組みを広げて行きたいと思います。
オンライン講座受講後に、ちょっとした試験があるのですが、その中に、
今後、食品ロス削減推進サポーターとして活躍していくにあたり、目標や考えられる取り組みなどを記載してください。また、お住まいもしくは活動する地域において、地域の特性をいかした食品ロス削減をできるとすれば、どのようなことがあるか考え、記載してください。
という設問があったので、それを今回レポートとして記録します。
~解答~
一消費者としての目標は、「未開封・未使用品の廃棄をゼロにすること」です。頂き物などで普段使用しない商品をしまい込んだまま忘れてしまうことが多いので、フードバンクを上手く活用していきたいです。また、備蓄用の缶詰の期限が過ぎていることが多いので、ローリング・ストック法を取り入れたいと思います。
サポーターとしての目標は、「Web上で食品ロス削減に関する情報を発信すること」です。消費者として食品ロス削減に取り組む姿を発信することで、多くの人に食品ロスのことを知ってもいたいです。また、食品関係の資格の知識をいかし、備蓄食品の美味しい調理法や、ロスの少ない下処理・保存法を提案したいと思います。
地域の特性をいかした食品ロス削減
山梨県の野菜ソムリエ資格所有者の農業人口の割合が高いことを活かし、野菜ソムリエとして、生産者と消費者をつなぐ取り組みを行うことです。具体的な行動としては、「未来を担う地域のこどもたちに農業体験など体験型の食育活動をおこなうこと」です。生産者から直接消費者につなぐことで、地産地消を習慣化しフード・マイレージを減らします。また、食材を身近に感じることで、“食べ残さない”につなげます。
まずは、食品ロス削減推進サポーターとして、しっかりと“食品ロス”を理解すること。正しい知識をもち発信していくことに努めたいと思います。そして、2030年度の目標、食品ロス量489万トンを達成したいと思います。
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